6月28日(火) 【新潟県立吉田特別支援学校】 高等部の生徒さんへ 『味方になりきるコミュニケーション講座』と題しまして、ゲートキーパー出前講座に行って参りました。
1月13日(木)以来、今年2度目のご依頼なので2、3年生と再会できた嬉しさとご縁を感じた講座となりました。前回、窓の外は雪が降りしきる中でしたが、この度は真夏のような暑さの中、扇風機も活躍してくれ快適な環境で講座をお伝えすることができました。
2人ペアでおこなう手のワークの前に、当日 急遽お手伝いをお願いした教頭先生に、ある場面で「がんばって!」「どうして出来ないの!!!」と少々キツく声を掛けさせて頂きました。 この言葉は、あることを感じてもらいたくて意図的に発したのですが、生徒の皆さんが体験し感じてもらった後で、再び教頭先生へインタビュー。「がんばって!」「どうして出来ないの!!!」と言われてどんな気持ちになりましたか?と質問すると「なんで、今言うかな?・・・」「さらっとスルーしました。」というお応えでした。 とても素直に感じた気持ちを表現して頂いて、講師としては大変有り難く感謝しています。 大人の先生が隠さず感じた気持ちを表現することって、私はとても大切にしたいことだと思っていますので、教頭先生にしっかり感じて表現して頂きましてとても感謝しています。生徒の皆さんもニコニコ、首をかしげたり、声をあげたり、和気あいあいと手のワークを行ない、全員で感じてもらえて嬉しかったです。
ここは外せない大事な「味方になりきるコミュニケーション」3つメッセージ!!! ① OKメッセージ+いいとこさがし ② アイ(愛・I)・メッセージ ③ ハート・メッセージ 『共感・感謝・約束』 大事なメッセージなので何度もお伝えしました。
生徒さんの日々の姿を見ている先生から、「最後までしっかり聴いてくれていました。顔を下に向けていた生徒が終わる頃には顔を上げて聴いていたので、きっと子ども達の心に響いたのだと思います。」という感想を頂いて、講師として大変嬉しく思いました。聴いてくださりありがとうございました。
教職員の方々もワークを記入する際には、生徒さんがしっかりと自分と向き合える時間を見守ってくださり、こちらも感謝でした。 最後に『SOSの出し方(具体例)』を紹介し、勇気を出して発信することをお伝えしました。
久しぶりの出前授業に緊張感もありつつ、楽しく集中して受講して頂き嬉しかったです。
講座修了後、校長先生と講座担当の先生の3人で振り返りの時間を共有し、雑談も交え今後の未来予想図に話しを咲かせ名残惜しい貴重なお時間を過ごさせて頂きました。
特別支援学校の皆様 ありがとうございました。
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