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長谷川淳子

【新潟県立十日町総合高等学校1年生の皆さんへ出前授業のご報告】

2023年3月15日(水)17日(金) 1年生4クラスを2日間に分けて、味方になりきるコミュニケーションの出前授業をお伝えさせて頂きました。


十日町総合高校では、2022年7月に教職員研修・8月には3年生4クラスを対象にSOSの出し方、SOSの受け止め方として「味方になりきるコミュニケーション講座」をお伝えさせて頂きました。


十日町総合高校では、相手との信頼関係を構築するスキルとしてコミュニケーション講座に積極的に取り組んでおられます。

令和5年度2年次では「SOSの受け方授業(ピアサポート)」を受けることを前提に、コミュニケーションの一つとして、同じ言葉でも感じ方、受け止め方は友達によって異なるもの、だからこそ、思いやりの気持ちを持って言葉と行動の両面から接しなければならないことを授業の中でお伝え出来るように、瀧澤教頭先生と何度も打ち合わせをさせて頂きました。



実際、授業では相手から言われて「うれしかった言葉」「かなしかった言葉」を付箋に書いてもらい、グループでその言葉について、どんな気持ちになったかを書き込んでもらいました。

無意識で相手にかけた言葉は、心があたたかくなる言葉もあれば、トゲのように心に突き刺さる言葉もあります。言葉を通して友達との信頼関係をつくる為と同時にいじめ防止と自殺予防に繋げることを目的に「味方になりきるコミュニケーション講座」をお伝えさせて頂きました。


生徒さんからの感想を一部抜粋してご紹介します。

『授業を受けて感じたこと・気づいたこと』 ・相手の気持ちに寄り添うこと ・無意識に相手を傷つける言葉を使っていたかもしれない。これからは気をつけたい ・うれしかった言葉よりも悲しかった言葉の方が多かった ・あいさつの前に名前をつけた ・気持ちや想いを言葉にすることで改めて自分の心を整理することができた


『今後、活かしたい人や場面はありますか?』 ・元気がなさそうな人に声をかけたり、相談にのりたい ・自分の精神状態と身体症状をしっかり把握したい ・知らない人や困っている友人 ・これから、クラス替えがあり、また新しい人間関係が生まれる。今後に生かしたい


139人の1年生の生徒さんが思い思いに感じたことを伝えてくれました。 たくさんのワークから感じてくれて、気持ちを伝えてくれてありがとうございました。 ゲートキーパープロジェクトの輪が広がっています。







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