2022年7月28日㈭ 長岡市立東中学校にて、【SOSの受け止め方】をテーマに教職員の皆様へ味方になりきるコミュニケーション講座をお伝えさせていただきました。
今回も長岡市福祉保健部 健康課様と連携しての講座となりました。
東中学校様より『子どもの訴えや困り感の受け止め方や接し方』をテーマとした講座をご要望いただきましたので、【傾聴】をメインとした講座とし、“傾聴するには”→“気づきが大切”→“気づいたならば声掛けが大切” というメニューを心と体で感じていただける講座構成とさせていただきました。
教職員の方からの感想やご意見を一部紹介します。
☆いつでも子どもたちが主役であり、温かく見守る対応が大切であることに気付き、1人で抱えず職員一同で繋いでいくことの大切さを知りました。
毎日張りつめてピリピリするのではなく、常にアンテナを立てて、共感できる職場を作って
行きたい。
☆意識しないと「避けたい対応」をしてしまうこともあると反省しました。「SOS」を出してもらえるような関係、ゆとりのある生活をもって行きたい。「開かれた質問」と「閉ざされた質問」の使い分け、「信頼関係」の後の「リファー」+「見守り」の大切さを知りました。
☆様々な事情を抱えて悩んでいる人に出会ったとき、自分がなんとかしようと思わず、チームで対応することの大切さ、どうしたらよいか分からず困っている人に「どうしたいの?」と聞くのは相手を苦しめることに繋がる可能性があると知り、アドバイスではなく聴き役に徹してしっかり選択肢を出したい。
☆生徒の姿を毎日見ている教員にとって変化に気づくことはとても大事と感じているため、
忙しい時でも生徒の話を第一に聴くことができ、気づくことのできる教員でありたい。
☆「聴き役に徹する」という言葉が印象に残りました。教員として、親として必要なスキルと感じ、みんながみんなに心を配れる優しい世界になって行きたいなと感じる研修でした。
長岡市福祉保健部 健康課様の熱意と働きかけ、また、開催させていただけました東中学校様に深く感謝申し上げます。
生徒との日頃からの関係づくりが大切であり、何気ない困り事への対応の積み重ねが「自殺予防」に繋がることを再認識することができたとの感想をいただき、先生方の子どもたちに対する熱い思いに感動させていただきました。 “味方になりきるコミュニケーション”の輪が少しずつ広がることを願って☆彡
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