2021年10月7日(木) 新潟県立糸魚川高等学校にて、【SOSの受け止め方】をテーマに教職員およびPTA役員の皆様へ味方になりきるコミュニケーション講座をお伝えさせていただきました。 御校では、昨年、県の関係機関よりのゲートキーパー講習を受講されていましたが、当協会のHPをご覧いただき、当会の活動に興味をお持ちいただけたことからの依頼となりました。
御校のご意向として、【授業で使うワークを取り込んだ講座】とのことから、『生徒さんが辛い時、SOSを出せない心理はどんな?』『みなさんご自身が辛い時、どんな人に相談したいですか?』を最初にメモに残していただいた上で、体験のワークにて “優越性” と “落ち込んだ時の気持ち”、そして、傾聴の大切さを取り入れながら、子どもの自殺の原因や特徴・相談できない時の心理・対応の仕方・周囲の変化に気づく大切さ、自身への気づきの大切さ等をお伝えした後、授業課題となる『抱え込まない方が良いケース or 大人に伝えなかった理由』を検討しました。
☆教職員の方から感想やご意見
『日常の中で、人の話を聴いて受け止めていたか、不安になった。大人として、人と向き合って話をしたいと思った』
『多忙の中で、「傾聴できる」環境を整え、作り出すことも大切と感じた』
『悩んでいる生徒、自己肯定感に欠けている生徒に寄り添う場面で活かしたい』
☆PTA役員の感想やご意見
『自分も中学校の外部コーチを務めているので、子どもの指導に大変参考になった。このような研修を長岡商業の先生方が取り組んでいて、自分の子どもを安心して預ける事ができると感じた』
今後、生徒に寄り添い、生徒のSOSを見逃さない学校づくりに向け、教育相談体制を充実させるとともに、職員間で情報を共有し、組織的に対処するという先生方の子どもたちに対する熱い思いに感動させていただきました。
“味方になりきるコミュニケーション”の輪が少しずつ広がることを願って☆彡
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