糸魚川市教育研究会保健部での講演報告
令和5年11月7日(火)、糸魚川市立糸魚川東中学校にて糸魚川市教育研究会が行われました。
今回、保健部の研修会にて「SOSを出せない子どもの対応を考える」をテーマに講演を担当させていただきました。
テーマにある「SOSを出せない」という点について、「なぜ出せないのか」を皆さまと共に感じ考える内容をお伝えさせていただきました。
がんばれなどの励ましや、どうしてできないの?という質問、こうしたらいいというアドバイスがつらい心境をワークで体感していただきました。
また、考え方、受け取り方、表現の仕方は一人ひとり違い、どれが正しいということではなく、どれも大切なのではないかということを体感していただくワークも取り入れました。
これらのワークの感想などをグループでシェアしていただき、そこでさらに他の考え方に触れていただきました。
その後、スクールカウンセラーである講師が日ごろ子どもたちから聴かせていただく言葉や気持ちをご紹介させていただきました。体感していただいたことで、より自分の身に置き換えて感じ考えていただけたのではないかと思います。
聴かせていただいたご感想をご紹介いたします。
・SOSを出せるように子どもたちを変えるのではなく、大人たちが変わっていかなければならないと」思った
・気持ちや優しくなる話が聞けた
・感じるワークがあり、自分ごととして考えやすく、わかりやすかった
・一時間半とは思えないくらいあっという間だった
熱心に耳を傾けていただき、ありがとうございました。
皆さまとともに感じ考えるお時間を過ごすことができ、私たちも心新たに、日頃の活動に活かしていきたいと思います。
Comentarios